最安のVPSを選ぶならおすすめはここ!

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最安のVPS

現在最安のVPSを提供しているのはServersMan@VPSです。Petitプランでは衝撃の月額385円となります。

Note 以下は 2022/02/09 時点での情報を基に記述しています。

ServersMan@VPSとは

ServersMan@VPSはインターネットサービスプロバイダ(ISP)の株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(略称:DTI)が提供しているVPSです。DTIはフリービット株式会社の子会社になります。

DTIはどんな会社なのか気になるところですが、VPSなどのクラウドサービスの他に、DTI with ドコモ光やDIT光などの接続サービス、高速モバイルインターネットWiMAX 2+などのモバイルサービスも手掛けており、IT系全般の技術や経験が豊富な会社と言えるでしょう。

月額385円の実力は?

気になる最安VPSの実力はどうでしょうか。以下がServersMan@VPSの最安プランとなる「Petitプラン」のスペックです。

Petitプラン
月額385円
メモリ256MB
ディスク容量5GB

本当に最低限のスペックという感じですね。メモリ512MBプランは他社のVPSでも存在しますが、今時256MBのプランはちょっと見かけることはありません。 主な用途としてはLinuxサーバーの学習用やテスト環境用になるでしょうか。流石に本番用のサーバー用途としては厳しそうです。

しかしそんなことよりもまず気になるのはどんなOSが動くのかです。

CentOS は動くのか?

常識的にメモリ256MBで動くOSはかなり限られると思いますが、実はPetitプランではOSテンプレートとして用意されている「CentOS 7(64bit)」以外は使えません。OSは固定であるものの、意外にも CentOS 7 も CLI であれば、メモリ256MBで動作するということですね。

注意Petitプランでは、「CentOS 7(64bit)」以外は使えないと説明しましたが、具体的にはOSやテンプレートの選択はできないということです。

ちなみに、256MBと言えば Windows であれば Windows XP 時代のメモリ容量ではないでしょうか。もちろん CLI だからというのもありますが、256MB で動かせるあたり流石 Linux という感じですね。

他のプランは?

最安のPetitプランは現実的には本番用サーバとして利用するのはちょっと厳しいですが、1つ上の「Entryプラン」では、以下のような実用的なスペックになり、それでいて月額513円と、超激安料金です。

Entryプラン
月額513円
メモリ1GB
ディスク容量50GB

人気のあるVPSのプランはメモリ1GBまたは2GBであり、上記のスペックであれば、普通にWebサイトを構築、運用することが可能です。しいて物足りない点を挙げれば、一般的な1GBプランとしてはディスク容量が50GBと若干少なめなところでしょうか。それでも月額料金を踏まえれば破格と言えます。

テンプレートには、以下のようなテンプレートが用意されています。

シンプルセット CentOS 7(64bit)
Apache(Web) 2.2.15
Perl 5.10.1
ブログセット CentOS 7(64bit) Apache(Web) 2.4.6
Perl 5.16.3
PHP 5.4.16
Maria(DB) 5.5.37
WordPress 4.0

WordPressサーバーを構築するならブログセットを使用すれば一瞬で構築完了です。テンプレート的には決して豊富とは言えないものの、WordPressのブログサイトなど、用途を限定すればかなりコストを抑えてサイトを運用できるでしょう。

もちろんVPSであるため、root権限が付与され、自分の好きなようにLinuxサーバーを構築することができます。格安共用サーバー並みの料金で自由に使える仮想サーバーをまるまる手にできるのですから、共用サーバーからの乗り換えも一考の価値があります。

オプション

オプションにはバックアップ・リストア機能や、負荷分散機能も用意されていて、意外と充実しています。

バックアップ・リストア機能

バックアップ・リストア機能を利用するには、Entryプラン以上で、且つServersMan@Disk(月額基本料金220円/10GB)オプションの追加が必要です。

但し、そもそもEntryプラン自体が格安であり、+220円でバックアップ・リストア機能が得られるのは破格と言えるでしょう。

負荷分散

負荷分散機能を利用するには、UbicName(お名前.comをレジストラとしてドメイン名を取得するサービス)でのドメイン取得が前提条件とはなりますが、ServersMan@VPSの各プランを複数契約することでDNSによる負荷分散(ラウンドロビン)が可能となっています。

もし現在使用しているドメインのレジストラが別会社であっても、UbicName にドメイン移管を行えば利用することができます。

まとめ

Linuxの学習用やテスト用環境が欲しい人、できるだけ低コストでWordPressによるブログサイトを構築したい人にはServersMan@VPSは魅力的と言えます。

公開日時:2021年07月26日 21:01:17
最終更新日時:2022年06月12日 18:28:50

なお、VPS選びで迷ったらこちらの記事で主要VPSのメモリ容量ごとの月額、年額料金を比較していますので、是非参考にしてみてください。

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