Linuxコンテナ(LXC)のインストール手順

カテゴリ:コンテナ仮想化

LXCとは

Linuxコンテナ(以下、LXC)はLinuxカーネルの機能を用いたコンテナ型仮想化機能です。このため最新のカーネルに準拠し、高性能であるのが特徴です。

参考なお、LXCの導入については、現在はLXCのハイパーバイザー版であるLXDパッケージでの導入が主流となっています。

Note以降は CentOS 8 + LXC 3.0.4 環境での手順となります。

LXCのインストール

LXC関連のパッケージはEpelリポジトリに登録されているため、先にEpelリポジトリをインストールしてからLXCをインストールします。

# yum -y install epel-release
# yum -y install lxc

テンプレートのインストール

LXCはテンプレートを用いてコンテナを作成します。以下のコマンドでテンプレートをインストールします。

# yum -y install lxc-templates

/usr/share/lxc/templates/ 配下にテンプレートがインストールされます。

# ls /usr/share/lxc/templates/
lxc-busybox  lxc-download  lxc-local  lxc-oci

Debian系のディストリビューションのコンテナを使用する場合は、debootstrapもインストールします。

# yum -y install debootstrap

NotedebootstrapはDebianの基本システムをインストールするためにDebian系のインストーラが使用するユーティリティです。

公開日時:2020年08月27日 11:37:49
最終更新日時:2022年03月13日 08:33:06

なお、VPS選びで迷ったらこちらの記事で主要VPSのメモリ容量ごとの月額、年額料金を比較していますので、是非参考にしてみてください。

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