SSHの設定

カテゴリ:SSH

CentOS/Ubuntu 両対応

Linuxでは通常殆どの作業はSSHで行います。
このためSSHの設定は最初に実施します。

初期状態でSSHのプログラムであるOpenSSHがインストールされており、稼働しています。

SSHのユーザーを作成

SSHで接続するために、まずSSH用のユーザーを作成します。

※なお、初期設定ではrootユーザーでのログインは無効になっています。
またセキュリティ上、rootユーザーのログインを許可する事は推奨されません。
一般ユーザーでログインしてsuコマンドで管理者に切り替えるか、コマンドの冒頭にsudoを付けて管理者権限で実行するのがセオリーとなっています。

※但し、個人で使用する場合など、アクセスする端末が限られている場合は、公開鍵認証のみに制限した上でrootでログインできるように設定した方が便利です。

OSのユーザーは以下のコマンドで作成します。

# useradd hoge

また、次に以下のコマンドでユーザーのパスワードを設定します。

# passwd hoge

これでhogeユーザーでログインできます。

SSHでのログイン方法

Windows用の一般的なSSHのクライアントソフト(puTTY、Tera Term)の場合は、サーバー名またはIPアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して接続します。
初期設定時の接続ポートは22です。

MacやLinuxのターミナルからログインする場合は、以下の形式でコマンドを実行します。

ssh ユーザー名@サーバー名もしくはIPアドレス

例)

# ssh hoge@hoge.com

※上記はhegeユーザーでhoge.comのサーバにSSHで接続する事を意味します。

管理者権限が必要なコマンドを実行する場合

rootユーザーとしてコマンドを実行したい場合は、以下のようにコマンドの前にsudoを付与して実行します。

$ sudo コマンド

するとrootユーザーのパスワードを聞いてきますので入力します。

もしくは、suコマンドで管理者に切り替えて実行します。

$ su
パスワード:

公開日時:2014年07月19日 09:37:59
最終更新日時:2022年03月10日 20:36:37

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