「ConoHaのVPS」と「さくらのVPS」を比較してみた ​

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「ConoHaのVPS」と「さくらのVPS」を恐らく人気があるであろう、メモリ1GB2GBに絞って比較してみたいと思います。
※さくらはディスクはSSDで比較します。

Note 以下は 2019/10/19 時点での情報を基に記述しています。

プランと料金

さくらは1年契約にした場合、ConoHaよりも若干安くなりますが、ほぼ同額といってもいい程度の差しかありません。
ちなみにConoHaの料金は月額定額制のみであり1年契約はないため、年額による割引はありません。
※ConoHaは利用期間が1ヶ月に満たない場合、1時間単位での課金となります。

メモリ1GBプラン

1GBプランでは、さくらのSSDは30GBとConoHaよりも20GB少ない点を考えると、1GBのプランはConoHaがお得といえますね。
ConoHaは初期費用が無い点も好感が持てます。
ConoHaさくら
CPUコア22
SSD50GB30GB
初期費用無し1,650円
月額料金990円990円
年額料金11,880円10,890円
※料金は消費税(10%)込みのものです。

メモリ2GBプラン

2GBのプランでは、SSDはどちらも50GBで、年額ではさくらが若干お得ですが、大きな違いはないといってもいいでしょう。
初期費用が無い分、ConoHaの方に軍配が上がります。
ConoHaさくら
CPUコア33
SSD50GB50GB
初期費用無し2,200円
月額料金1,540円1,738円
年額料金 18,480円19,118円
※料金は消費税(10%)込みのものです。

OS

OSに関しては、どちらもCentOS 6.x 64bit、CentOS 7.xを用意しています。
ConoHaはArch Linux、NetBSD、OpenBSDのテンプレートを用意しているのに対して、さくらはKUSANAGI、Scientific Linuxを用意しています。

ただ、ConoHaに関してはAPIを使用して、ISOからのインストールが可能であるため、実質的にOSについては任意のOSをインストールできます。

ConoHaさくら
OS OSテンプレート:
CentOS 7.6 (64bit) / 7.5 (64bit) / 7.4 (64bit) / 7.3 (64bit) / 7.2 (64bit) / 7.1 (64bit) / 6.10 (64bit) / 6.10 (32bit) / 6.9 (64bit) / 6.9 (32bit) / 6.8 (64bit) / 6.8 (32bit) / 6.7 (64bit) / 6.7 (32bit) / 6.6 (64bit) / 6.6 (32bit)

Ubuntu 18.04 (64bit) / 16.04 (64bit) / 16.04 (32bit)

Debian 9.7 (64bit) / 8.11 (64bit) / 8.11 (32bit)

FreeBSD 12.0 (64bit) / 12.0 ZFS (64bit)

Fedora 29 (64bit)

openSUSE 15.0 (64bit)

Arch Linux 20180914 (64bit) / 20170710 (64bit)

NetBSD 8.0 (64bit)

OpenBSD 6.4 (64bit)

標準OS:
CentOS 6(x86_64)
CentOS 7(x86_64)
Ubuntu 14.04(amd64)
Ubuntu 16.04(amd64)
KUSANAGI(CentOS 7 x86_64)

カスタムOS:
CentOS 6(x86_64、i386)
CentOS 7(x86_64)
Scientific Linux 6(x86_64、i386)
Scientific Linux 7(x86_64)
Ubuntu 14.04(amd64)
Ubuntu 16.04(amd64)
Ubuntu 18.04(amd64)
FreeBSD11(amd64)
FreeBSD12(amd64)
Debian 9(amd64)
Fedora 28(x86_64)
openSUSE Leap(Leap 15.0)

コントロールパネル

コントロールパネルはConoHaもさくらも非常にシンプルなデザインとなっています。
上部に起動、再起動、シャットダウン、強制終了、コンソールなどのVPS操作に対するボタンが並び、その下にサーバ情報やリソース情報などが表示される構成となっています。
ConoHa

さくら
また、ConoHaにはスマホアプリ版もあり、外出中でのVPS料金やリソース状況の確認などが非常に便利です。
ConoHaのスマホアプリ

バックアップ機能

ConoHaとさくらのVPSでは、バックアップ機能の有無が大きな違いと言ってもいいでしょう。

ConoHaは自動バックアップ(50GBで月額300円で3世代まで自動定期バックアップ)やイメージ保存(ディスクイメージの丸ごとバックアップが50GBまでであれば無料)が使用できます。

※但しイメージ保存はサーバを停止した上で実施する必要があります。

更に自動バックアップやイメージ保存のデータから新規サーバーの構築(複製)も可能です。

一方、さくらには残念ながらバックアップ機能はありません。

拡張性

追加ストレージ

どちらもオプションでディスクの追加が可能です。
ディスクに関しては、ConoHaはすべてSSD、さくらはすべてHDDと種類が分かれますが、200GBではConoHaの方が約1.6倍程度高い状況です。
なお、さくらにはSSDの追加ディスクオプションはないため純粋な比較はできません。
ConoHaさくら
容量SSD 200GB
SSD 500GB
HDD 100GB
HDD 200GB
HDD 400GB
月額料金200GB 2,500円
500GB 4,500円
100GB 990円
200GB 1,738円
400GB 3,960円
年額料金200GB 30,000円
500GB 54,000円
100GB 10,890円
200GB 19,118円
400GB 43,560円

スケールアップ・スケールダウン

どちらもスケールアップをサポートしています。
また、ConoHaもさくらもスケールアップ時にディスクのデータは保持されます

ConoHaの場合、メモリ1GB以上のプランは全てSSD 50GBのため、スケールアップで増加するのはメモリ容量とCPUコア数になります。

さくらの場合、プランによってディスク容量は異なるため、変更後のプランに応じてディスク容量も増加します。
また、さくらの場合、「SSD→HDD」「HDD→SSD」のディスクの種類の変更も可能です。
※但し現在よりも少ない容量への変更は不可

スケールダウンに関しては、ConoHaは可能ですが、さくらは不可です。

ConoHaさくら
スケールアップ
スケールダウン×
データの引き継ぎ

サポート

サポートに関しては、メールは土日祝も対応している点、電話は平日のみである点は同じです。
ConoHaについてはチャットでのサポートも実施しています。
緊急時は電話での問い合わせとなるかと思いますが、対応時間についてはほぼ同じですね。
ConoHaさくら
メール24時間受付10:00 ~ 18:00(土日祝も受付・対応)
電話10:00~18:00(平日のみ)09:45 ~ 18:00(平日のみ)
チャット10:00~18:00(平日のみ)×
イチオシはズバリスマホアプリで管理でき、万が一のための自動バックアップ機能、保存したイメージからのサーバーの複製機能がある「ConoHaのVPS」です。

さくらとはスペックと料金的には非常に拮抗していますが、はっきり言ってConoHaの自動バックアップ機能の存在は絶大です。万が一OSが破損しても一瞬で復元できるのですからダウンタイムはほとんどありません。

また、1時間単位での課金であるため、OSのバージョン変更時などVPSの移行時に無駄な契約期間の重複を避ける事ができ経済的です。例えば新VPSへの移行に3日を要したとすれば、3日分の重複料金のみで済みます。(もちろん移行後の動作確認期間がもう少し欲しければその分契約時間を延長すればいいだけです)

ConoHaは正に至れり尽くせりの最高のVPSといっても過言ではありません。

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公開日時: 2018年12月02日  12:42:27

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