「ConoHaのVPS」と「さくらのVPS」を比較してみた ​

カテゴリ:VPS比較

「ConoHaのVPS」と「さくらのVPS」を恐らく人気があるであろう、メモリ1GB2GBに絞って比較してみたいと思います。

Note 以下は 2020/2/2 時点での情報を基に記述しています。

プランと料金

料金面では、さくらは1年契約にした場合、ConoHaよりも数千円程度安くなりますが、それほど大きな差はありません。
なお、ConoHaの料金は月額定額制のみであり1年契約はないため、年額による割引はありません。もし利用期間が1ヶ月に満たない場合、1時間単位での課金となります。

メモリ1GBプラン

1GBプランでは、さくらはSSD容量は50GBとConoHaの半分ですが、さくらは変更費用(1回のみ)1,000円を払う事でSSD容量を倍の100GBに変更することができます。
料金では月額、年額共にさくらの方が少し安いですが、実質的にどちらも大差はないといえますね。
また、ConoHaもさくらも初期費用が無い点も好感が持てます。

ConoHaさくら
CPUコア22
SSD100GB50GB
(1,000円で100GBに変更可能)
初期費用無し無し
月額料金919円880円(石狩)
年額料金11,035円9,680円(石狩)

※料金は消費税(10%)込みのものです。

メモリ2GBプラン

2GBのプランでは、SSDはConoHaもさくらも100GBで、月額はほぼ同額ですが、年額ではさくらの方が少し安いですね。
また、さくらは変更費用2,000円でSSDを倍の200GBに変更することも可能です。
2GBプランではさくらの方に軍配が上がります。

ConoHaさくら
CPUコア33
SSD100GB100GB
(2,000円で200GBに変更可能)
初期費用無し無し
月額料金1,755円1,738円(石狩)
年額料金21,067円19,118円(石狩)

※料金は消費税(10%)込みのものです。

Note料金は通常料金で掲載・比較しています。キャンペーンで特定のプランが割引料金になる場合がありますが、一時的なものであるため除外しています。

OS

OSに関しては、どちらもCentOS 6.x 64bit、CentOS 7.xを用意しています。
ConoHaはArch Linux、NetBSD、OpenBSDのテンプレートを用意しているのに対して、さくらはKUSANAGI、Scientific Linuxを用意しています。

ただ、ConoHaに関してはAPIを使用して、ISOからのインストールが可能であるため、実質的にOSについては任意のOSをインストールできます。

ConoHaさくら
OS OSテンプレート:
CentOS 8.0 (64bit) / 7.7 (64bit) / 7.6 (64bit) / 7.5 (64bit) / 7.4 (64bit) / 7.3 (64bit) / 7.2 (64bit) / 7.1 (64bit) / 6.10 (64bit) / 6.10 (32bit) / 6.9 (64bit) / 6.9 (32bit) / 6.8 (64bit) / 6.8 (32bit) / 6.7 (64bit) / 6.7 (32bit) / 6.6 (64bit) / 6.6 (32bit)

Ubuntu 18.04 (64bit) / 16.04 (64bit) / 16.04 (32bit)

Debian 10.0 (64bit) / 9.7 (64bit) / 8.11 (64bit) / 8.11 (32bit)

FreeBSD 12.0 (64bit) / 12.0 ZFS (64bit)

Fedora 31 (64bit)

openSUSE 15.1 (64bit)

Arch Linux 20190426 (64bit)

NetBSD 8.1 (64bit)

OpenBSD 6.6 (64bit)

標準OS:
CentOS 6(x86_64)
CentOS 7(x86_64)
Ubuntu 16.04(amd64)
Ubuntu 18.04(amd64)
KUSANAGI(CentOS 7 x86_64)

カスタムOS:
CentOS 6(x86_64、i386)
CentOS 7(x86_64)
CentOS 8(x86_64)
Scientific Linux 6(x86_64、i386)
Scientific Linux 7(x86_64)
Ubuntu 16.04(amd64)
Ubuntu 18.04(amd64)
Ubuntu 19.10(amd64)
FreeBSD11(amd64)
FreeBSD12(amd64)
Debian 9 (amd64)
Debian 10 (amd64)
Fedora 31(x86_64)
openSUSE Leap(Leap 15.0)

コントロールパネル

コントロールパネルはConoHaもさくらも非常にシンプルなデザインとなっています。
上部に起動、再起動、シャットダウン、強制終了、コンソールなどのVPS操作に対するボタンが並び、その下にサーバ情報やリソース情報などが表示される構成となっています。

ConoHa
さくら

また、ConoHaにはスマホアプリ版もあり、外出中でのVPS料金やリソース状況の確認などが非常に便利です。

ConoHaのスマホアプリ

バックアップ機能

ConoHaとさくらのVPSでは、バックアップ機能の有無が大きな違いと言ってもいいでしょう。

ConoHaは自動バックアップ(50GBで月額300円で3世代まで自動定期バックアップ)やイメージ保存(ディスクイメージの丸ごとバックアップが50GBまでであれば無料)が使用できます。

※但しイメージ保存はサーバを停止した上で実施する必要があります。

更に自動バックアップやイメージ保存のデータから新規サーバーの構築(複製)も可能です。

一方、さくらには残念ながらバックアップ機能はありません。

拡張性

追加ストレージ

どちらもオプションでディスクの追加が可能です。
ディスクの種類に関しては、ConoHaもさくらもすべてSSDとなり、200GBではさくらの方がConoHaよりも年額で1万円弱安い状況です。
なお、さくらは基本プランでも変更費用を支払うことでSSDを倍にできるオプションがあり、SSDのコストパフォーマンスにおいては非常に優れていると言えます。

ConoHaさくら
種類/容量SSD 200GB
SSD 500GB
SSD 100GB
SSD 200GB
SSD 400GB
月額料金200GB 2,500円
500GB 4,500円
100GB 880円
200GB 1,738円
400GB 3,520円
年額料金200GB 30,000円
500GB 54,000円
100GB 9,680円
200GB 19,118円
400GB 38,720円

スケールアップ・スケールダウン

どちらもスケールアップをサポートしています。
また、ConoHaもさくらもスケールアップ時にディスクのデータは保持されます

ConoHaの場合、メモリ1GB以上のプランは全てSSD 100GBのため、スケールアップで増加するのはメモリ容量とCPUコア数になります。

さくらの場合、プランによってディスク容量は異なるため、変更後のプランに応じてディスク容量も増加します。
また、さくらの場合、「SSD→HDD」「HDD→SSD」のディスクの種類の変更も可能です。
※但し現在よりも少ない容量への変更は不可

スケールダウンに関しては、ConoHaは可能ですが、さくらは不可です。

ConoHaさくら
スケールアップ
スケールダウン×
データの引き継ぎ

サポート

サポートに関しては、メールは土日祝も対応している点、電話は平日のみである点は同じです。
ConoHaについてはチャットでのサポートも実施しています。
緊急時は電話での問い合わせとなるかと思いますが、対応時間についてはほぼ同じですね。

ConoHaさくら
メール24時間受付10:00 ~ 18:00(土日祝も受付・対応)
電話10:00~18:00(平日のみ)09:45 ~ 18:00(平日のみ)
チャット10:00~18:00(平日のみ)×

イチオシはズバリスマホアプリで管理でき、万が一のための自動バックアップ機能、保存したイメージからのサーバーの複製機能がある「ConoHaのVPS」です。

さくらはSSDのコストパフォーマンスには優れているものの、はっきり言ってConoHaの自動バックアップ機能の存在は絶大です。万が一OSが破損しても一瞬で復元できるのですからダウンタイムはほとんどありません。

また、ConoHaは最低契約期間が無く1時間単位での課金であるため、OSのバージョンアップに伴うリプレース時などVPSの移行時に無駄な契約期間の重複を避ける事ができ経済的です。例えば新VPSへの移行に3日を要したとすれば、3日分の重複料金のみで済みます。(もちろん移行後の動作確認期間がもう少し欲しければその分旧環境の契約時間を延長すればいいだけです)

ConoHaは正に至れり尽くせりの最高のVPSといっても過言ではありません。

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公開日時: 2018年12月02日  12:42:27

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